展示でフィールドワークする2025 スリランカ編 in KYOTO (ULAセミナー#25)

人類学者はフィールドワークにおいて膨大な数の写真を撮影してきましたが、一般的にはそのほとんどが誰にも見られないまま放置されています。そこで「展示でフィールドワークする」では、一人の文化人類学者がフィールドで撮影した写真を素材として、ワークショップの数人の参加者それぞれが複数の写真を空間的に配置した「組み写真」を作り、展示しました。数組の組み写真をよく見ることを通して、人類学者がフィールドの「ありふれた日常の風景」から思考を立ち上げる過程を体験してみませんか。
今回「スリランカ編2025 in Kyoto」では、スリランカで水害を主なテーマとしてフィールドワークを行った土田亮が撮影した写真を素材に、他の研究者らが組み写真を編集することで、スリランカというフィールドを写真を通して考えます。
また、展示初日となる12月6日(土)には本学彫刻専攻の金氏徹平さんをお招きし、展示についてのトークイベントを行います。
展示
日時:2025年12月6日(土)〜12月14日(日) 11:00~18:00※初日6日(土)のみ17:00〜19:30
場所:京都市立芸術大学C棟3階 リベラルアーツ研究室(C-309)
アクセス:https://www.kcua.ac.jp/?page_id=175777
入場料:無料
事前登録:不要。直接会場にお越しください。
写真撮影者・組み写真編集者プロフィール
◯写真撮影者
土田 亮 (東京大学 特別研究員PD)
◯組み写真編集者
韓 智仁 (春風者 編集者、大阪大学大学院 博士後期課程)
神崎隼人 (大阪大学附属図書館 助教)
津田啓仁 (秋田公立美術大学大学院 博士後期課程)
土田 亮 (東京大学 特別研究員PD)
橋爪太作 (大阪公立大学 准教授)
藤田 周 (東京外国語大学 特任研究員)
ワークショップ
自分が撮影した写真ではなく、他人が撮った写真(今回は土田さんがスリランカで撮影したもの)を編集します。ここでは、写真を撮るというフィールドワークの現場での過程を体験するのではなく、写真を組み写真として編集することを通してフィールドから考える方法について学んでいくことを目的としています。細部まで見るべき写真を数枚選んだりするのではなく、むしろ数十枚の写真を空間的に配置することで何らかのテーマや印象を喚起する組み写真の構成を行います。それは、フィールドワークを通して撮影された写真素材をそれがもたらす感覚や印象、テーマによって分類したり、繋いだりするという、人類学者が実際にフィールドワーク後に行なっている作業と近しい過程です。写真を並び替えるだけという簡単な演習からフィールドから考え、それを伝える感覚をつかむことができます。
日時:2025年12月6日(土) 13:00〜16:30
場所:京都市立芸術大学C棟3階 リベラルアーツ研究室(C-309)
申し込み、詳細は以下のリンクまで
https://forms.gle/7C5xvUS3nh3BjpVa6
トークイベント
彫刻専攻の金氏徹平さんをお招きし、展示されている組写真やワークショップで制作した組写真へコメントを頂きながら、組写真制作者、ワークショップ参加者等とトークを行います。
日時:2025年12月6日(土)17:30〜19:30
場所:京都市立芸術大学C棟3階 リベラルアーツ研究室(C-309)
ゲスト:金氏徹平(京都市立芸術大学 彫刻専攻)
登壇者:土田亮、神崎隼人、津田啓仁、橋爪太作、藤田周、ワークショップ参加者
ファシリテータ:上原咲歩
使用言語:日本語
参加費:無料
事前登録:不要。直接会場にお越しください
問い合わせ・主催者情報
問い合わせ先:tsuchida.ryo[at]anthro.c.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)
主催:京都市立芸術大学 Unit of Liberal Arts
共催:TUFSフィールドサイエンスコモンズ、科研費特別研究員奨励費「水害に抗する生存戦略とレジリエンスの歴史的変遷の解明:スリランカの事例から」(23KJ0324)
